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小学生のうちに育てたい!「お金の感覚」と“生きる力”の育て方

目次

はじめに

「子どもにお金の話をするのは、まだ早いかな?」
そう感じる方も多いですよね。

でも実は――
“お金の感覚”は、読み書きや計算と同じくらい、早く育てていい力なんです。

お金の勉強=「お金持ちになるための話」ではなく、
“生きる力”を育てるための学び。
今回は、小学生のうちからできる“お金の感覚の育て方”を、やさしくお話しします。

「お金教育」は“金額”よりも“考え方”から

まずは、“お金=ありがとうの交換”という感覚を伝えること。

たとえば、

  • スーパーでお金を払うのは「ありがとう」のサイン
  • 仕事をしてお金をもらうのは「誰かの役に立った証拠」

この考え方を知るだけで、
子どもたちは“もらう”より“与える”にフォーカスできるようになります。

つまり、お金の話を通して 「感謝と価値の循環」を学べるんです。

STEP①:おこづかいで「選ぶ力」を育てよう

お金教育の第一歩は、“自分で考えて使う経験”。
いきなり管理を教えるよりも、まずは**「選ぶ自由」を与える**ことがポイントです。

例)

  • 欲しいものリストを一緒に作る
  • 買ったあとの感想を話してみる
  • 「また買いたい?」と聞いてみる

こうして体験を通して、
「お金を使うとどう感じるか?」を体で覚えていきます。

ポイント
“失敗”は大チャンス!
たとえムダづかいに見えても、「あのときの方がワクワクした」と気づく経験こそが宝物。

STEP②:「貯める」「使う」「分ける」の3分法を実践!

おこづかいの使い方を、3つの箱に分けてみましょう👇

使い道目的目安
使う箱自分の楽しみ・必要なものに使う50%
貯める箱将来や大きな買い物のために30%
分ける箱プレゼントや寄付など“誰かのために”20%

この“3分法”を通して、
お金はただ「使うもの」ではなく、**「育てて循環させるもの」**だと自然に学べます。

STEP③:「体験」こそ最高の金融教育

親子でできる体験をどんどん取り入れましょう。

  • スーパーで「今日の予算は1,000円チャレンジ」
  • 一緒にフリマアプリで不用品を売ってみる
  • おつりの計算を“ゲーム化”してみる

お金の体験は、「正解を教える」よりも「一緒に考える」が大事。
親が“先生”ではなく“相棒”になれる時間です。

おわりに:「お金の話」は“生き方の話”

お金の感覚を育てることは、
数字の教育ではなく、「自分を大切にする感覚」を育てること。

“どう使うか”は、“どう生きたいか”とつながっています。

お金を「怖いもの」でも「すごいもの」でもなく、
“信頼と循環のツール”として捉える子どもが増えたら、
未来の社会はもっと優しく、豊かになるはず。

親も子も、一緒に育つ“マネーリテラシーの旅”。
焦らず、笑いながら、今日から一歩ずつ始めてみましょう。

花の背景イメージ画像

プロフィール

20代で介護職を経験後、出産をきっかけに一度リセット。人生の再スタートは、まさかの会計事務所でした。知識ゼロから学び始め、第一人者のもとで10年間、数字の奥にある「人の想い」と「働き方のリアル」に向き合う日々を過ごしました。その後、大手法人や福祉事業での経理経験を経て独立。

現在は、沖縄を拠点に、個人事業主や小さなチームの方々へ向けて「お金と心が整う仕組みづくり」をサポートしています。数字を整えることは、自分の生き方を整えること。一緒に考え、一緒に歩く「伴走型サポート」を大切に、誰もが安心して、自分らしく働ける未来をデザインしています。

夢は、業種や立場を越えて「共に豊かに循環できるつながり」をつくること。そして、子どもたちに“夢へチャレンジする大人の背中”を見せることです。

出身・活動拠点:沖縄
座右の銘:今この瞬間が、未来を変える。

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