はじめに|「やりたい」はあるのに動けないあなたへ
やりたいことはあるのに、
気づけば今日も“なんとなく”過ぎていく——。
そんな自分にモヤッとしたこと、ありませんか?
でも大丈夫。
「行動できない」のは、意志が弱いからではなく、
“仕組みがないだけ”なんです。
今回は、前回の「目標とゴール設定」に続く【実践編】として、
行動を“続けられる形”に変える設計術をお伝えします。
STEP①|“やる気”より“仕組み”を信じよう
私たちは、気分の生き物。
だから、「やる気が出たら動こう」は一生その日が来ません(笑)
やる気は「結果」から生まれるもの。
つまり、“動いたからやる気が出る”が本当の順番です。
💡今日からできること
- 朝イチで“3分でできること”を決めておく
- 「やる気」ではなく「時間」で動く(例:10分だけ集中)
- “やる前提”のスケジュールにする(「もしできたら」は禁止)
行動を「意思」ではなく「流れ」に乗せると、続けやすくなります。
STEP②|目標を“3段階”に分解する
目標は「登山」に似ています。
いきなり頂上を目指すと息切れしますよね。
だから、こんなふうに分けましょう。
| 段階 | 内容 | 例 |
| ①スモール目標 | 今日できること | 「SNSで1投稿」/「10分読書」 |
| ②ミドル目標 | 数週間〜数ヶ月で叶えたいこと | 「週に1件、仕事の相談を受ける」 |
| ③ビッグゴール | 半年〜1年で叶えたい未来 | 「自分の商品で安定収入を得る」 |
「できた!」の積み重ねは、自己信頼を育てる一番の方法。
完璧よりも、“続ける”ことに価値があります。
STEP③|“ご褒美ルール”で自分を動かす
行動設計には、「自分を飴で動かす仕組み」も必要。
真面目すぎる人ほど、これを忘れがちです。
例:
- 月末まで継続できたら、お気に入りのカフェでご褒美ランチ
- 10記事書けたら、新しいノートを買う
- 週3運動できたら、夜は映画タイム
ご褒美は“結果”だけでなく、“過程”にも与えてOK。
あなたの脳は「うれしい=またやろう!」で動きます。
STEP④|“やらない日”を計画に入れる
意外と盲点なのがココ。
人は24時間365日フル稼働できるロボットじゃありません。
だからこそ、
「今日はやらない日」をあえて計画に入れるのがコツです。
「やる日」と「休む日」をセットで考えると、
続けることへの罪悪感がなくなり、行動が“呼吸”のように自然になります。
STEP⑤|仲間と“見える化”で続ける
一人で頑張るより、仲間の存在が行動のスイッチになります。
- 友人と「今週の目標シェア会」をつくる
- SNSで進捗を発信してみる
- コーチやメンターに“ゆるく”報告する
“誰かに見てもらう”だけで、行動の継続率は4倍になるとも言われています。
人の目は、プレッシャーではなく「安心の見守り力」にもなるんです。
まとめ|行動は“センス”ではなく“設計”
行動力のある人=特別な人、ではありません。
ただ、「動きやすい環境」を自分でつくっているだけ。
だからこそ、あなたにもできます。
🌷今日からできる3つのこと
- やる気を待たずに“仕組み”を整える
- 目標を3段階に分けて、小さな達成を積む
- 自分を褒める、ご褒美をあげる行動が変われば、未来は静かに動き出します。
焦らなくて大丈夫。
あなたのペースで、少しずつ「叶う習慣」を育てていきましょう。

